2008年度版中小企業白書
2008年度版中小企業白書が、4月25日に閣議決定されました。 今回はその内容を少し見てみましょう。
1.2007年度の中小企業の動向
原油・原材料価格の高騰、改正建築基準法施工後の建築着工件数の減少などにより、業績は悪化。要因として前出の内容だけでなく民間消費などの内需に中小企業が依存しており近年の雇用・所得環境の変化に伴っていることなどの構造的な要因が存在する点を指摘しています。
2.中小企業の生産性向上に向けて
少子高齢化・人口減少が進展する中で持続的な経済成長を図るためには労働生産性の向上が必要との観点から以下の課題を抽出しています。
①製造業で大企業と比較してみると7095円に対して3838円と低い。
②生産性の水準は 情報通信業、卸売業、事業所向けサービス業の順に高く、顧客単価を上げようとする意識が高まりつつある。
③ITの活用が有効であるが現実にはIT資本の蓄積が遅れており、IT活用の際の大きな課題は、人材確保と投資コストの負担であるとの認識が強い。又、IT活用により得ていると考える効果は、業務プロセスの合理化とコストの削減効果は認識しているものの、製品・サービスの高付加価値化や売上増大効果には相対的に低い傾向にある。
3.地域経済と中小企業の活性化
①開業・廃業動向では、開業率が2004年~2006年に5.1%となり、2001年~2004年の3.5%から上昇。ただ、廃業率も6.1%から6.2%に上昇している。
②中小企業集は2006年時点で420万社、2004年度の432万社から12万社の減少。
③新たな連携ネットワーク形成の提携先として、地域内の異業種企業・同業種企業・大学等の研究機関を挙げる中小企業が多い。
ザットですが、目に付いたところを列挙しました。
情報としてお考え下さい。
記事:坂田典之
誠和コンサルティングになりました。
新年明けましておめでとうございます。
山口税務会計事務所は、平成20年1月4日から税理士法人誠和コンサルティングに組織変更いたしました。これからも皆様のお役に立てるよう努力してまいりますのでよろしくお願いします。
さて、2008年が早速始まっていますが2008年の干支は「戊子・つちのえね」です。
「戊」は樹木が大地に繁茂する様子、「子」はふえるという様子を表しています。こうして書くと2008年は新たな活力が生じて物事が繁栄する・・・・年となりそうです。
私たちが事務所を構える神奈川県のニュースでは、中山駅から港北ニュータウンを経由して日吉駅に至る横浜市営地下鉄が3月末に開通予定です。同時に、横浜銀行様がまとめた神奈川県内上場企業の業績見通しに因れば、県内上場企業の収益は今後も拡大が続くと見込まれているとか・・・。
さらに、2006年5月に施行された『内部統制制度』がスタートしたり、国民生活金融公庫と中小金融公庫・農林漁業金融公庫・国際協力銀行が『日本政策金融公庫』として、商工組合中央金庫と日本政策投資銀行が特殊会社に組織転換に、公営企業金融公庫が廃止され『地方公営企業等金融機構』が機能を引き継いだりと何かと新しい事が起こりそうな予感が漂う年となりそうです。
皆様も今後の成長を目指して新たなスタートをお切り下さい。
記事:坂田典之
ニューラグジュアリーの台頭
BMWに乗って100円ショップに行く・・・そんなフレーズに引かれて「なぜ高くても買ってしまうのか」(ダイヤモンド社)を読んでみました。日本の消費行動はアメリカの影響を多分に受けていますので、この本は大変ためになりました。
みなさんの中にも『既存のままではいけない・・・。でも、どうしたら良いか解らない』と日々、悩んでいらっしゃる方々が居ると思います。この本は、そのような方々に一つの道筋を示してくれると思います。
消費者の購買行動は「自分を大切にする」~自分に御褒美~ 「人とのつながり」~近すぎず遠すぎず~ 「探究」~自分の存在を豊にし新たな体験を~ 「独特のスタイル」~ブランド名ではなくブランドの良さで虜に~ がキーワードなのはうすうす解っていられると思いますが(言葉が違っていても同じような内容の事はみなさん考えていらっしゃると思います)具体的な事例、有名企業が有名になるまでに行った上記4つの捕らえ方、考え方が載っています。 この秋オススメの1冊です。
記事:坂田典之
パーソナルブランドを作ろう!!
今年の初めごろから巷で噂になっている『パーソナルブランド』について、遅ればせながら記事にしようと思います。御存知の通り『パーソナルブランド』は、企業ブランド、商品・サービスブランドに次ぐ、第3のブランドそして個人のブランドです。
これまでは 「どの会社のモノを買うか?」 「どの製品を買うか?」という購入基準が中心でした。しかし、情報が氾濫する今日、顧客は 「誰から買うか?」という基準でモノを買う人が増えているそうです。
そう考えると、どの様な御商売をされている方でも『パーソナルブランド』の構築こそ今後のビジネス成功のキーワードになると思います。
『パーソナルブランド』構築にあたり必要なものはなんでしょうか?
答えは①ブランドは何処にあるか?②どうやって築かれるのか?③ブランドIQは何なのか?を考える事だと思います。
もし『パーソナルブランド』の構築にあたり、上記3つの内容を詳しく知りたい方は、当事務所までお電話いただくか、若しくはsakata@yta.jpまでメールしてください。
記事:坂田典之
ガソリンはドコが安い?
ガソリンの店頭小売価格が1日、全国的に一斉に値上がりした。原油価格の高騰を受け、石油元売り各社が8月出荷分のガソリン卸売価格を前月比で1リットル当たり3.5~5円の値上げに踏み切ったためで、東京都内では1リットル当たり145円前後の看板を掲げるガソリンスタンドも出てきた。夏休みの行楽シーズン中の値上げで、帰省など遠出を予定しているドライバーの懐を直撃しそうだ。(毎日新聞より) とのニュースがながれていました。
行楽シーズンに合わせて値上げとは家計に痛い話ですが、ところでみなさん!ガソリンの価格はどこでも同じと思っていませんか?
実は県によって価格に随分差があります。 値上げ前のデータですが、関東圏では栃木県がレギュラーガソリン127.03円 ハイオクガソリン137.44円と一番安いです。(ちなみに栃木県は全国でもトップの安さです。) これに次ぐのが茨城県で(同130.55円 141.22円)その後は千葉県、埼玉県、東京都、群馬県と続き私たちが住む神奈川県は残念ながら関東圏で最高の134.78円144.84円となっています。(e-nenpi.com調べ http://response.jp)そちらの方面に出かけられる方はご参考にしてください。
記事:坂田典之
消費税率が上がるのは何時だ!!
いよいよこの夏の参議院選挙に向けて公示がされはじめました。若い方々の中には~誰に登用しても日本は変わらないし、自分の生活が楽になるわけではないから投票なんて行かない!~と言っている人も見受けられますが、本当にそうでしょうか?
見ていた方も多いと思いますが安倍首相は昨日の夜、日本テレビの報道番組で基礎年金の国庫負担分の2分の1への引き上げに伴う財源に関し『消費税から逃げるつもりはない。消費税を上げないなどということは一言も言っていない』と、今秋の税制改正で税率引き上げに踏み切る可能性を示唆しました。(安倍首相はこれまで消費税について、2007年度をめどに『消費税を含めて抜本的な税の改革を行う』と述べるにとどまっていました。)
確かに2009年に予定される基礎年金の国庫負担割合2分の1への引き上げで、その財源をどうするのかは非常に疑問に残るところですが、余りにも安易・・・・・。 ただ、財務省の「諸外国における消費税(付加価値税)の課税標準」(http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/ph02/contents/08/body.html)を見ると、日本の消費税率はまだまだ少ないように見えますし、次の消費税率は10%になってしまうの?とも思えてしまいます・・・。
いずれにしても貴重な一票です。きちんと投票して自分の意思を国政に反映したいですね。
記事:坂田典之
「実力とは何か」を教えていただきました。
昨日、山口税務会計事務所の一般向けセミナー『「実力とは何か」~私が出会った名将・名場面~』 元NHKスポーツキャスター 羽佐間正雄様をお迎えして午後6時から川崎ラゾーナのプラザソルで開催させていただきました。当日は、約140名のお客様が見えられて会場もほぼ満席となり大いに盛り上がりました。当日、会場に足を運んでいただいた皆様有難うございました。
お話は、スポーツ選手のお話が主体でしたがその根底には経営に必要なエッセンスが一杯でした。私はその中でも、いざという時に実力を発揮する為には、日頃の努力・準備・鍛錬が大切だという事をお話の端々から感じる事ができとても有意義なセミナーになったと感じております。
これからも、山口税務会計事務所では各種セミナーを開催してまいります。
このホームページで順次発表させていただきますので、お楽しみに・・・・・・。
記事:坂田典之
楽しかった連休も終わりました。
楽しかった連休も終わり、皆さん現場に戻ってきていると思います。
既にエンジンバリバリの方もいらっしゃれば、リゾート地に心を置いてきてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当事務所でも、連休明けの朝礼が先ほど終わりました。
その中で、所長の山口が『今日のイノベーション』(三優ビーディーオーコンサルティング株式会社著)から、ステキな一言を提示してくれましたので、皆様にご紹介します。
浅野財閥創始者の哲学のお話
独立自尊の商売を行うには6つの項目が必要である。
1.覚悟を決める。 これはもっとも大切な事であり、人への依頼心を絶つことが最優先されるという。商売を成功させるには、覚悟が決められストレス耐性が強い人であれば、ゼロからスタートするのが最も成功の近道だと言っています。
2.勤労に励む事。
3.目移りせずに一つの事を続ける事。
4.健康に留意する事。 健康でなければ勤労も続ける事ができない。
5.質素倹約。 収入以内の費用で賄わなければならないので、贅沢は禁物である。
6.信用を大切にすること。 商人は信用が第一。信用を作るのは時間がかかるが失うのは早い。しかも、一度信用を失ったらなかなか取り返せない。
会社の大小や個人・法人の別はあれども大切にしたい6項目です。
記事:坂田典之
そういえば、2月って28日しかないよね。
早いもので、今年も4ヶ月が過ぎようとしています。
来月申告の会社から、特殊支配同族会社の役員給与損金不参入の計算が実質的にはじまるのですが、申告書を作成していて腑と思った事があります。
何で2月は28日(閏年は29日)までしかないのでしょう?31日の月を削って2月に充当すれば良いのではないか? つまらない事ですが、気になったのでインターネットで調べました。世の中には物知りな方がいます。
以下、抜粋です。
『これは歴史をローマ時代までさかのぼることになります。当時の暦は3月から始まり2月で終わるという風になっていました。この名残で9月は英語でSeptember10月はOctorberと言いますね。septは7、octoは8を意味します。音楽のオクターブ(8度)と同じ語源です。9月は7番目の月、10月は8番目の月となるのです。現在の形の暦を定めたのはローマ帝国のジュリアス・シーザーで彼は奇数月を31日偶数月を30日と定めました。しかし、ここで2月を30日にすると1年が366日となるため、閏年は2月を30日とするが平年は29日とすることにしました。つまり、1年の最後の月で調整したのです。
そして、シーザーはこの暦を決めた記念に自分の生まれ月に自分の名前を残すことにし、それまで5番目の月という意味のキンテイリスというその月をユリウス(英語読みでジュライ)と変えてしまいました。
さて、そのシーザーの後継者で初代ローマ皇帝のアウグスタスもシーザーと同じように自分の名前を月に残したいと、それまで6番目の月(現在の8月)の名前であったセクステイリスをアウグスタス(英語読みオーガスト)に改名しました。しかし、ここで困ったことが起こりました。アウグスタスは生まれ月であるオーガストが30日しかないのを不愉快に思ったのです。そのためアウグスタスは8月も31日にすることを決めてしまいました。8月を1日分増やしたため、1年の日数が増えてしまうので9月を30日、10月を31日、11月を30日…と9月以降の日数を1つずつずらし結局最終月である2月で帳尻を合わせ、2月の日数を平年は28日、閏年は29日にしたといいます。』
何と・・・・。 遥かローマ時代まで遡るのですね・・・。
またひとつ、物知りになれました。
記事:坂田典之
ディトレーダー型
当事務所にも今月1日から新入社員が入社してまいりました。業種的に中途入社は比較的良くある事であるが、4月1日の入社は平成16年以来となります。そこで、財団法人社会経済生産性本部(http://www.jpc-sed.or.jp/)発表の平成19年度新入社員のタイプで、今年の特徴を見てみると・・・。
平成19年度・・・「デイトレーダー型」
景気の回復で久々の大量採用だったが、氷河期前とは異なり、細かい損得勘定で銘柄(会社)の物色を継続し、安定株主になりにくい。売り手市場だっただけに、早期転職が予想される。ネットを駆使した横のつながりで情報交換が活発だが、情報に踊らされない慎重さも必要。
う~ん・・・。余り良くない評価なのでしょうか? 早期転職・・云々というところが引っ掛ります。職業的に教育育成にお金がかかるので、力が付いたからといって辞めないでほしいものです。
因みに、今現在事務所の新戦力と成りつつある平成16年度入社組は・・・ 「ネットオークション」型
ネット上で取引が始まり、良いものには人気が殺到しさっさと売れる一方で、PR不足による売れ残りも多数。一方で、ブランド名やアピールに釣られて高値で落札したものの、入手後にアテが外れることもある。
この年度の入社組は素晴らしかったですね。当事務所も確か人気殺到?でした。更に、現在一人も辞めてないし、充分戦力になってきています。
そういえば、私が入った平成4年は「 バーコード」型で読み取り機(上司)次第で、迅速・正確・詳細な処理可能との事です。私がここまで生き残っているのは、一重に上司のお蔭なのでしょうか?
記事:坂田典之
第1回『事業承継セミナー』開催!
平成19年3月12日(月)ホテル・ザ・エルシーで、横浜銀行武蔵小杉エリア四支店様(武蔵小杉支店・溝口支店・新城支店・元住吉支店)と共同で『事業承継セミナー』を開催させていただきました。当日は、横浜銀行の牛嶋常務執行役員が御挨拶の後、当事務所所長の山口が約1時間半に亘り事例を交えながらのセミナーとなりました。
出席者も横浜銀行様の御尽力で40名を数え、アッと言う間に講義は終了。その後、楽しい懇親会と非常に有意義な1日となりました。
因みに、参加者の方のアンケートから・・・
持株会社の事例が参考になりました。(N株式会社様)
結論についてよく理解できなかたが、事業承継について考える良いきっかけになりました。(お名前なし)
など貴重な御意見をいただけました。
又、山口会計では今後「イン・ザ・ブラック~継続的な黒字会社をつくる9つの原則~」セミナーを開催予定です。 そのときには事前に告知させていただきますので、宜しくお願いします。
記事:坂田典之
星先生と亀村先生が当事務所に来所!!
HPのトップページでもご紹介している行政書士星公也先生と中小企業診断士亀村治先生が、お忙しい時間を割いて去る2月15日に当事務所に来所してくださいました。(『ネットワークメンバーのホームページのご紹介!』にリンク先が添付してあります。)
私は星公也先生とは、直接お会いした事が無いまま顧問先の登記申請などで、数回お仕事をご一緒させていただいておりました。その時から仕事のスピーディさやお電話での対応などで素晴らしい先生と思っていたのですが、今回直にお人柄に触れる事ができ、改めてその感を強めさせていただきました。
亀村治先生とは残念ながら今まで一緒にお仕事をさせていただいた事が無かったのですが、お話の中で、社長が会社に貸している貸付金(勘定科目では役員借入金になっていると思います)をある方法を使って、合法的に節税ができる・・・・。と儲かっている経営者からはのどから手が出るほど嬉しい情報を教えていただきました。
内容は・・・・・。このブログでは秘密です。山口税務会計事務所の各担当者にお問い合わせ下さい。
記事:坂田典之
新年明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。今年も山口税務会計事務所を宜しくお願いします。
新年にあたり、ネットサーフィンで仕入れた情報を織り交ぜつつ、今年の動向を探ってみます。
夕張市の財政破綻は皆さん既に御存知だと思いますが、TBS日曜朝の番組で渡部恒三氏は「地方では今やご飯が食べられるかどうかの問題になってきている」と言っています。作家の村上龍氏は、小説の中で主人公に“この国はなんでもあるけれども「希望」がない“ と語らせています。又、平成18年1月の中国新聞の記事では新成人を対象に行ったネットアンケートで、自分たちの世代を漢字二文字で表現した場合、「(いつの間にか差がつき始めている)格差」が25%でトップとなっています。その影響かもしれませんが、4000万人以上いる全規模企業従業員給与のサラリーマンは375万円から352万円に減り、そのうち資本金1千万円以下の中小零細企業の場合は220万円になっているそうです。しかし、その一方で大企業の役員報酬(年収)は、2001年から比べて2005年は約2倍にあたる2,811万円となったそうです。
こんな記事ばかりを見ていると、一部の大企業や一部の勝ち組にならない限り、『お先真っ暗』に思ってしまいますが、果たしてそうでしょうか?新成人が「格差」を挙げた理由に「勝ち組、負け組、セレブなどの言葉が流行し価値観の一部になった」と「ガンバッた分だけ人より先に進んでいると実感することが多い」を挙げています。
今年は2007年問題がいよいよ表面化してくる年です。日本の将来を考えてモノづくり技術、マネジメント技術、接客技術などが今後どうなっていくのかが占える年だと思います。
その担い手として、クリエイティブクラスの活躍が表面に登場してくる年となるのではないか? と期待しています。
2007年のキーワードは?
2006年のキーワードとして選んだ『ロハス』ですが最近随分と見るようになりました。早いもので2007年のキーワードも発表しなければいけない時期に差掛ってまいりました。
そんな折に平成18年11月5日付けの日本経済新聞に『クリエイティブクラス』なる言葉が出ていました。筆者も知らなかった言葉ですので早速調べてみますと、『クリエイティブクラス』とは、米国カーネギーメロン大学のリチャード・フロリダ教授が著した四年前に『The Rise of The Creative Class』の中で考察したIT時代に形成されつつある新しいグループを形容する言葉で、このグループに属する人は情報に敏感で自己表現が好きという特徴を持つという、新しい階層定義ということです。
通常、クリエイティブというと、制作・Webデザイナーなどを想起しますが、この場合そうではなく「0 」から「1」を生み出すことをし続けている人を指すのが正しいような気がします。 そのような意味では起業家、経営者なども『クリエイティブクラス』に当てはまります。
良く「経営はデザインである」という言葉を聞きます。『クリエイティブクラス』の意味を考えれば本当にその通りだと思います。組織、制度、文化、目標設定など、細かい意思決定一つで大きく会社の方向性が異なってきます。自分はクリエイティブな人間か? 常に自分に問い続けながら来年は仕事をしてみては如何でしょうか?
そのような訳で、2007年のキーワードは『クリエイティブクラス』とします。
記事:坂田 典之
TOBは成功するのか?
最近『王子製紙による敵対的TOBに徹底抗戦する北越製紙&三菱商事』『AOKIホールディングスがフタタに対し、TOBによる経営統合を申し入れ』などと新聞紙上を賑わしている『TOB』ですが、言葉の意味は知っていてもイマイチ良く分からないという方も多いのではないでしょうか? 今回は、この『TOB』について少し学習してみましょう。
TOBとは、「株式公開買付」のことを言います。不特定多数の株主に対し、公告により株券の買い付け申し込みを行うことで、有価証券報告書を提出している会社の株式を証券取引所を通じないで取得する場合にこの「株式公開買付」の方法によらなければなりません。(ただし原則として5%以内の株数の取得には摘要除外です。)
上場会社が自社株式を市場で買い集め、自己株式の償却をしてROE(※1)の向上を諮ったり、上場企業に対してM&A(※2)を行う場合に使用されます。
TOBを行う場合には、買付に対する応募を促すために対象企業の市場株価にプレミアムを乗せるのが普通です。対象企業に対してTOBの意思があることが判明すると、当該株式の市場価格が上昇し、結果として買収価格が上昇するため買い手の採算があわなくなる場合もありえます。
(※1)株主資本利益率の事です。株主資本に対して、どのくらい利益が獲得されたかを示す、株主に対する収益還元に重点を置いた経営指標です。
(※2)直訳すれば企業の合併・買収です。単純な合併・買収のみならず、一部事業の統合や資本提携なども含めた競争戦略遂行上の重要な選択肢のひとつです。
さて、前記の2つのTOBですが果たして成功するのでしょうか? 成り行きが非常に楽しみです。
記事:坂田 典之
将来を大胆予測?
顧問先の皆様との雑談の中で、「この先日本はどうなっていくのでしょうね?」と聞かれる事があります。先のことが分かれば企業経営に恐いものは無いと思う経営者ならではの発想なのであろうが、恐ろしい確率で未来を予測(?)している方がいます。
『THE LOW OF MANEY ~お金の法則~』(日本経営合理化協会出版局)の著書 大竹慎一氏である。
氏によれば、未来を予測するひとつの指標としてその70年前の歴史を見ることだと言う。
例えば、
1920年 株価暴落、戦後恐慌がはじまる→1990年 12月28日 バブル崩壊
1927年 金融恐慌はじまる→1997年 11月24日 山一證券破綻
1929年 ブラックサーズデー→2000年4月 ITバブル崩壊
1931年 柳条溝爆破事件が発端で満州事変→2001年 9月 同時多発テロ
1935年 17年ぶりに貿易収支が黒字化→2005年 景気回復宣言
1936年 二・二六事件→2006年 ???
なぜこれほどまでに歴史は繰り返されていくのでしょうか? ひとつの答えが神田昌典氏の『お金と英語の非常識な関係』(フォレスト出版)に書かれています。御興味のある方は是非御一読下さい。(氏によると2014年位まではこのままの混乱状況が続くとのこと。ただし政府やマスコミは景気回復を宣言するとも書かれています。)
記事:坂田 典之
久しぶりの更新です。
皆さん御無沙汰しておりました。はっきりしない天気が続いておりますが、雲の合間から見える太陽はもう直ぐ夏だということを教えてくれます。 ところで、上を見て歩いていたら大変な事に気づきました。 百貨店の屋上が大変な事になっているのです。ちょっと前まで百貨店の屋上といえば、『ペットショップ』や『屋上遊園地』などが代表選手でした。
ところが、今は違います。例えば、新宿の小田急百貨店では隠れ家的カフェがあります。ナチュラル&オーガニックをコンセプトにしたメニューが大人気とか・・・。
同じように東急百貨店吉祥寺店でも、洒落たカフェでたまにはゆっくりお茶でも飲みたいけど、子どもがいるから・・・と今までは諦めていた事が実現できるお店があります。こちらは、落ち着いて食事が出来る店内と子ども連れでも気兼ね無く利用できる屋外デッキ席。特に、ガラス張りで外の様子が良く見わたせる店内は、白とこげ茶色が基調のとても落ち着いた感じでデートにもピッタリです。
日本橋高島屋は4月27日に屋上がリニューアルオープンしました。噴水もあってちょっとした公園みたいです。カフェスペースもありますし、それとは別に、犬を連れた方が訪れるスペース(ドックラン)があります。ドッグランでは人数制限があるのですが、一緒に遊ぶことができます。きちんとカフェとスペースを分けているところもさすが!配慮が行き届いています。
今まで百貨店で死語のようになっていた『シャワー効果』も復活しそうです。
これからの百貨店業界に目が離せなくなってきました。
記事:坂田 典之
新会社法は平成18年5月1日施行です。
既に多くの皆様から関心が寄せられている新会社法ですが、施行日が平成18年5月1日に決まりました。
具体的に何がどの様に変わったのかは、皆様の会社にお邪魔している担当者にお聞きいただくとして、とりあえず大きな改正項目だけを列挙してみます。
(1)利用者の視点に立った規律の見直し
会社法制を会社の利用者にとって使い易いものとするために,各種の規制の見直しが行われています。
ⅰ株式会社と有限会社を1つの会社類型(株式会社)として統合されました
ⅱ設立時の出資額規制の撤廃(最低資本金制度の見直し)がされました。
(2)会社経営の機動性・柔軟性の向上
株式会社の組織再編行為や資金調達に係る規制の見直し,株主に対する利益の還元方法等の合理化や取締役等が積極果敢な経営を行うことの障害にならないよう取締役等の責任に関する規律の合理化が図られました。
ⅰ組織再編行為に係る規制の見直しがされました。
ⅱ株式・新株予約権・社債制度の改善がされました。
ⅲ株主に対する利益の還元方法の見直しがされました。
ⅳ取締役の責任に関する規定の見直しがされました。
(3)会社経営の健全性の確保
会社経営の健全性を確保し,株主及び会社債権者の保護を図るため,各種の規制の見直しが行われました。
ⅰ株主代表訴訟制度の合理化が行われました。
ⅱ会計参与制度の創設がされました。
ⅳ会計監査人の任意設置の範囲拡大がされました。
(4)その他
ⅰ新たな会社類型(合同会社)の創設されました。
記事:坂田 典之






